『泣く』ってこと-2-

2007年3月13日
中学校のころ祖父がなくなった。
通夜、葬儀の席、涙を流している人が結構いた。
『俺も泣いたほうがいいのかな?』ってふと思った。
でも、涙は出なかった。

みんな何に涙しているのだろう、って思った。
『じいちゃんがいなくなること?』
『もう、話すことも出来ないこと?』って幼ながらに考えた。
でも、こんな結論に達した。
『いなくなることで、今まで与えてもらっていた優しさや愛情がもう貰えなくなる事に泣いているんだ。そんな自分が悲しくて泣いているんだ』って。

今考えると、それが全てではないにしろ、一理あると思う。
でも、中学生の時からそんな冷めた考えを持っていた自分にゾッとする。

→続く・・・かな?

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